木魚歳時記

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木魚歳時記 第414話

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僧院に 青ざめてゐる 火取虫

 「火取虫」とは、飛んで火に入る夏の虫のことです。僧院(靜)と火取虫(激)との対比が成功。との評がありました。つぎは「灯の側で、白い蛾が襞(ひだ)ふるわせている」そんな俳句をものにしたい。と、狙っています。

  「体は実にして虚、心は虚にして実」(佐藤 一斎)

 『金閣寺』(三島由紀夫)は、金閣寺の修行僧が金閣寺に放火するに至るまでの心の葛藤を描いた小説です。事実をテーマとした小説と思います。小さな寺ですが、ぼくも、寺を継ぐことに悩んだ時期がありました。僧侶の責務をおもんばかって・・・