木魚歳時記 第408話

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平成の ゆらぎを締めて 鉾の立つ

 最初、古都1220年の伝統を保存する意味を込めて「千年のゆらぎを締めて鉾の立つ」と詠みました。しかし、鉾の歴史からいえば「千年」はちと大げさ・・・と考えて、時代の性急すぎる流れを戒める意味も含めて「平成」としました。しかしこれではすこし・・・

   「明日とは、実は今日という
              一日の中にある」(亀井 勝一郎)

 梅雨の晴れ間に「長刀鉾」立ち上げのチャンスを狙うのは・・・10日(日曜日)に、午前と午後の「法事」の寸暇をぬって・・・四条烏丸へ2回も走りました。腰がピリピリするのに・・・「あんた、その努力<他のこと>にも使ったら?」。大黒さんの顔にそう書いてありました。