大空は 君たちのもの 燕の子
親燕(前掲)の子がこんなに大きくなりました。風来坊のぼくが、写真を撮りにお邪魔すると、親鳥が心配そうに見ていました。まもなく無事に巣立ってゆくことでしょう。それでは子燕たち・・・もうお目にかかることはないでしょう。大空に向けグッド・ラック。
「空手にして郷に還る」(道元禅師)
人間と燕の暮らしには、深いつながりがあるようです。しかし、燕は渡り鳥です。ある調査では、親燕は戻ることがあっても、子燕たちが戻ることはありません。これが「優生保護」の掟なのです。ところで故郷に錦を飾る」のは人間だけ?