木魚歳時記

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木魚歳時記 第384話

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 まっさきに あの男ゐて 行々子

 「行々子」(ぎょうぎょうし)とは、葭切り(よしきり)とか、葭雀とか呼ばれる鳥のことです。その鳴き声が「ぎょしぎょうし」と聞こえるので、俳句では「行々子」と用いるようです。一説では、葭の髄を食うので「葭切り」の名がついたそうです。

    「よしどうあろうと人生はよいものだ」(ゲーテ

 「遠慮しなくともいいことに遠慮をして、謙虚であるべきことに傲慢である」。ぼくは、まことに困った男です。ですから、よくみかける揚句のような男と出会うと、嫌悪と羨望が入り交じった、複雑な気分になります。

   「語部や 湖族の里に 葭雀」