木魚歳時記

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木魚歳時記 第378話

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虫一つ 水に追はれて 五月闇

 「五月闇」(さつきやみ)は、月の出ない闇夜も、また、梅雨の頃の「昼なお暗い」状況も指します。写真ではわかりずらいのですが、この虫は足が八本ありますから、蜘蛛の一種でしょうか、陰鬱な「五月闇」を嫌って水の中まで逃げて来たのでしょう。

    「なにものが苦しきことと問うならば、
       ひとをへだつる心とこたえよ」(良寛禅師)

 ぼくは「好端症」です。人の輪に入るのが苦手で、いつも、隅の方にいます。ですから「いけず」されることも・・・しかし誰でも、心の底を叩くなら、人恋しいものです。努めて「心の垣根」を外すことにしています。