木魚歳時記

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木魚歳時記 第366話

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老衲も まわり道する 朧の夜

 二番目の娘は福祉を学びました。実習で甲賀の施設にいったとき、電話でこんなことを云ってきたのを覚えています「お父さん星がとってもきれいに見える」。たよりない娘と思っていましたが、転勤々々にもめげずみんな元気にやっているようです。

   「月影の至らぬ里はなけれども
            眺むる人の心にぞ住む」(法然上人)

 月の光は、平等に降りそそぎます。しかし、そのことに気づかない人もあるでしょう。「俺だけが、わたしだけが、不幸を背負って・・・」と、もし考えることがあるなら、一度、自分以外の周囲にも目を向けてみることが大切です。