末端に 吾もつらなれり 仏生会
仏生会(ぶっしょうえ)は釈迦の誕生日(4月8日)を祝って各寺院で行われます。ちょうど桜の満開となる季節ですから「花祭」とも呼ばれています。さくらの「花御堂」(はなみどう)に誕生仏をお祭りし、甘茶をかけて息災を祈ります。
「生きる時間が黄金のように光る」(村野 四郎)
農夫が畑を耕すと、一匹の虫がはい出してきた。すると横から鳥がやってきて虫をくわえて飛んでいってしまった」。それを眺めたシッタルタ(釈迦の幼名)は、なにかを感じ、出家(しゅっけ)のご決意をされた・・・と伝えられています。