木魚歳時記 第332話

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これやこの 魔女のアイテム 金鏤梅

 「金鏤梅」(まんさく)は満作と書きます。豊年満作のようにたくさん、春一番に「まず咲く」ところから名付けられたようです。気温にデリケートな花だそうですが、偶然、満開の「まんさく」に出会えました。

   「今、生きている。用意された答えなんか、
         それだけしかあり得ない」(さだまさし

 満作で思い出しました。「作半」(さくはん)という言葉です。これは半分だけ耕す、つまり「功罪相半ばする」の意味でしょうか。ぼくの人生も作半でした。とりわけ大学の仕事(事務)を振り返えると・・・ゾッとするとともに感謝で一杯です。