木魚歳時記

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木魚歳時記 第330話

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怪し影 そびらに迫る 雛遊び

 揚句が大黒さんの心中と察するならば・・・ぼくの願望は「ゆるゆると女雛に迫る翁かな」となります。こんなバーチャル・ナンセンス(仮想的虚構)の廃句をこねまわすのがぼくのアンソロジー(詩華集)です。

「春風を以て人に接し、秋風を以て自らを慎む」(佐藤 一斉)

 玄関に靴をならべて置いてみたり、ランチョン・マットを急接近させたり・・・媼(おうな)の、やさしい心根は『内裏雛』(はり絵)にも現れています。「袖振り合うも他生の縁」。ぼくは来世も偕老同穴(かいろうどうけつ)を願っています。