木魚歳時記 第315話

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春近し 爺ぃに用心 火の用心

 昨年の九月ごろから、ぼくの俳句は面白味がなくなりました。なんでやろ?原因はわかっています・・・いい句を作ろうと言葉にこだわり頭でこねまわすからです。しょせんは自己満足の世界・・・楽しむことに決めました。

   「この日再び来たらず、寸一尺の壁」(沢庵禅師)

 ぼくはあいかわらず気ぃスケベです。気ぃを通じあうことを相聞(そうもん)というそうでが、ぼくの場合はいつも片思いです。ところで、揚句のように、作者にしかわからない俳句は下の下だそうです。