木魚歳時記 第307話

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目交に 一つビビッと 寒椿

 さすが椿の花。山茶花みたいに嫌になるほどは咲きませんが、気品といい、そのインパクト(感動)といい・・・まさに、ぼくの俳句と子規の俳句との違いです。ところでこの写真は少々気に入っています。

   「憎む心にて人の非を見るべからず」(道元)

 法然上人は、長承2年(1133年)、美作の国(岡山県)久米南条稲岡の庄にお生まれになりました。9歳のとき父が夜討ちに遭い最後をを遂げられるのですが、父の遺言によりその敵討ちを断念して、13歳で出家・仏門に入るため比叡山(天台)に登られます。