木魚歳時記

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木魚歳時記 第293話

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鏡餅 煮ても焼いても 叩いても

 かんかんになった鏡餅は難物です。表面が固いのは我慢できても、芯の芯まで頑固なのには往生します。でも叩いたりしては・・・ところで、こんなとき「往生」のことばを用いるのはどうして?

 「魚は水を得て逝き、しかも水に相忘る。
   鳥は風に乗じて飛び、しかも風あるを知らず」(『菜根譚』)

 「おれの稼いだ金をどう使おうとおれの自由だ」。と、自分自身を過信していませんか?でも、地球上に、水が、空気が、大地が・・・なければ、生きてゆけますか?「持ちつ持たれつ」、つまり「縁起」(えんぎ)・共存を説くのが仏教です。