冬帝の 湖を塞ぎて 舫舟
炎帝は夏を、冬帝は冬をつかさどります。その冬帝も気まぐれ、湖(うみ)を塞(ふさ)いで、もやい舟といたします。
「どこまでも澄んでいて、しかも底の知れないものが、
真に深いのである」(三木 清)
ぼくは海や湖を眺め、ある種の恐怖感をいだくことがあります。それは、ぼくが泳ぎ下手だから・・・と考えていました。しかし、このごろになって、海や湖のもつ底知れない深さへの畏敬の念による・・・そう考えるようになりました。
炎帝は夏を、冬帝は冬をつかさどります。その冬帝も気まぐれ、湖(うみ)を塞(ふさ)いで、もやい舟といたします。
「どこまでも澄んでいて、しかも底の知れないものが、
真に深いのである」(三木 清)
ぼくは海や湖を眺め、ある種の恐怖感をいだくことがあります。それは、ぼくが泳ぎ下手だから・・・と考えていました。しかし、このごろになって、海や湖のもつ底知れない深さへの畏敬の念による・・・そう考えるようになりました。