木魚歳時記

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木魚歳時記 第3057話

第二章 はげみ つとめ励むのは不死の境地である。怠りなまけるのは死の境地である。つとめ励む人々は死ぬことがない。怠りなまける人は死者のごとくである。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(813) 正木ゆう子さん。「それは少し無理空蝉に入るのは…

木魚歳時記 第3056話

たとえためになることを少ししか語らないとしても、理法にしたがって実践し、欲情と怒りと迷妄とを捨てて、正しく気をつけていて、心が解脱して、執著(しゅうじゃく)することの無い人は、修行者の部類に入る。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(81…

木魚歳時記 第3055話

たとえためになることを数多く語るにしても、それを実行しないならば、その人は怠っているのである。牛飼いが他人の牛を数えているように、かれは修行者の部類には入らない。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(811) 正木ゆう子さん。「進化してさび…

木魚歳時記 第3054話

善いことをなす者は、この世で歓喜し、来世でも歓喜し、ふたつのところで共に歓喜する。(わたくしは善いことをしました)といって歓喜し、幸あるところ(=天の世界)におもむいて、さらに喜ぶ。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(810) 正木ゆう子…

木魚歳時記 第3053話

悪いことをなす者は、この世で悔いに悩み、来世でも悔いに悩み、ふたつのところで悔いに悩む。「わたくしは悪いことをしました」といって悔いに悩み、苦難のところ(=地獄など)におもむいて(罪のむくいを受けて)さらに悩む。(ダンマパダ) 「ボクの細道…

木魚歳時記 第3052話

善いことをした人は、この世で喜び、来世でも喜び、ふたつのところで共に喜ぶ。かれは、自分の行為が清らかなのを見て、喜び、楽しむ。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(808) 正木ゆう子さん。「やがてわが真中を通る雪解川」(句集『静かな水』)…

木魚歳時記 第3051話

悪いことをした人は、この世で憂え、来世でも憂え、ふたつのところで共に憂える。かれは、自分の行為が汚れているのを見て、憂え、悩む。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(807) 正木ゆう子さん。「いまは遠き星の爆発しづり雪」句集(『静かな水』…

木魚歳時記 第3050話

屋根をよく葺いてある家には雨が洩れ入ることが無いように、心をよく修養してあるならば、欲情の侵入することがない。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(806) 正木ゆう子さん。「むささびの腹ほたほたと駈けのぼる」(『静かな水』)ムササビはリス…

木魚歳時記 第3049話

屋根を粗雑に葺(ふ)いてある家には雨が洩れ入るように、心を修養していないならば、欲情が心に侵入する。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(805) 正木ゆう子さん。「月のまはり真空にして月見草」(句集『静かな水』) 天体の運行(法則)につい…

木魚歳時記 第3048話

まことであるものを、まことであると知り、まことでないものを、まことでないと見なす人は、正しき思いにしたがって、ついに真実(まこと)に達する。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(804) 正木ゆう子さん。「あつそれはわたしのいのち烏瓜」(句…

木魚歳時記 第3047話

まことでないものを、まことであると見なし、まことであるものを、まことでないと見なす人々は、あやまった思いにとらわれて、ついに真実に達しない。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(803) 正木ゆう子さん。「星月夜生れむといのちひしめけり」(…

木魚歳時記 第3046話

けがれた汚物を除いて、戒律を守ることに専念している人は、自制と真実をそなえているから、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしい。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(802) 正木ゆう子さん。「月光を感じてからだひらく駅」(句集『静かな水』) 一…

木魚歳時記 第3045話

けがれた汚物を除いていないのに、黄褐色の法衣をまとおうと欲する人は、自制がなく真実も無いので、黄褐色の法衣をまとうのにふさわしくない。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(801) 正木ゆう子さん。「魔がさして糸瓜となりどうもどうも」(句集…

木魚歳時記 第3044話

この世のものを浄(きよ)らかだと思いなして暮らし、(眼などの)感管をよく抑制し、食事の節度を知り、信念あり、勤(つとめ)励む者は、悪魔にうちひしがれない。岩山が風にゆるがないように。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(800) 正木ゆう子…

木魚歳時記 第3043話

この世のものを浄(きよ)らかだと思いなして暮らし、(眼などの)感管をよく抑制せず、食事の節度を知らず、怠けて勤めないものは、悪魔にうちひしがれる。弱い樹木が風に倒されるように。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(799) 正木ゆう子さん。…

木魚歳時記 第3042話

「われはここにあって死ぬはずのものである」と覚悟しよう。このことわりを他の人々は知っていない。しかし、このことわりを知る人々があれば、争いはしずまる。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(798) 正木ゆう子さん。「ヒヤシンススイスステルス…

木魚歳時記 第3041話

実にこの世においては、怨(うら)みに報いるに怨みをもってしたならば、ついに怨みの息(や)むことがない。怨みをすててこそ息(や)む。これは永遠の真理である。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(797) 正木ゆう子さん。「池を出てふつと重力ひ…

木魚歳時記 第3040話

「かれは、われを罵(ののし)った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した。」という思いをいだかない人々には、怨(うら)みはついに息(や)む。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(796) 正木ゆう子さん。「…

木魚歳時記 第3039話

「かれは、われを罵(ののし)った。かれは、われを害した。かれは、われにうち勝った。かれは、われから強奪した。」という思いをいだく人々には、怨(うら)みはついに息(や)むことがない。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(795) 正木ゆう子さ…

木魚歳時記 第3038話

ものごとは心にもとづき、心を主として、心によってつくり出される。もし清らかな心で話したり行ったりするならば、福薬(ふくやく)はその人につき従う。影がそのからだから離れないように。(ダンマパダ) 「ボクの細道]好きな俳句(794) 正木ゆう子さん…

木魚歳時記 第3037話

真理のことば 第1章 ひと組ずつ ものごとは心にもとづき、心を主とし、心によってつくり出される。もしも汚れた心で話したり行ったりするならば、苦しみはその人につき従う。車をひく(牛)の足跡に車輪がついて行くように。(ダンマパダ) 「ボクの細道]…

木魚歳時記 第3036話

(ブログ筆者より) 引き続き、『ダンマパダ』(『法句経』)をご紹介します。『ダンマパダ』は『スッタニパータ』と同様に、現存する経典の中で最古といえる経典の一つです。そこで『ダンマパダ』(中村 元訳)・『ブッダの真理のことば』をテキストに順次…

木魚歳時記 第3035話

(ブログ筆者より) 3年余り、延べ1149回にわたり『スッタニパータ』(『集経』)についてご紹介をしてきました(前回でおわり)。お釈迦(しゃか)さまの教え、すなわち、仏教を伝える最古の「経典」とされる『スッタニパータ』は、それだけ釈迦さまの説か…

木魚歳時記 第3034話

(十六学生の質問の結語)ビギャンはいった「どこにも誓うべきものなく、奪い去られず,動揺することのない境地に、わたくしはたしかにもむくことでしょう。このことについて、わたくしには疑惑がありません。わたくしの心がこのように確信して了解している…

木魚歳時記 第3033話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンはいった)「師(ブッダ)は、神々に関してもよく熟知して、あれこれ一切のことがらを知っておられます。疑いをいだき、また言(ことば)を立てる人々の質問を解決されます。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳…

木魚歳時記 第3032話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンはいった)「わたくしは聖者(ブッダのおことばを聞いて、ますます心が澄む(=信ずる)ようになりました。さとった人(ブッダ)は煩悩(ぼんのう)の覆いを開き、心の荒(すさ)みなく明察あるお方です。」(スッタニパ…

木魚歳時記 第3031話

(十六学生の質問の結語)師(ブッダ)はいった「ヴァッカリやバドラーヴダやアーラグィ・ゴータマが(過去の)信仰を捨て去ったように、そのように汝(ギャラン)もまた彼岸に至るであろう。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(786) 井上菜摘…

木魚歳時記 第3030話

(十六学生の質問の結語)ビギャンがいった「わたくしは汚泥(おでい)の中に臥(ふ)してもがきながら、洲(す)から洲へと漂(ただよ)いました。そうしてついに、激流を乗り超えた、汚(けがれ)のない正覚者(ブッダ)とお会いできたのです。」(スッタ…

木魚歳時記 第3029話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンがいった)「バラモンさま。わたくしは、もう老いて、気力も衰えました。ですから、わが我が身はかしこ(彼岸)におもむくことはできません。しかし想いを馳せて常におもむきたいのです。わたしの心は、かれ(ブッダ)と…

木魚歳時記 第3028話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンがいった)「バラモンさま。信仰と。喜びと、意(こころ)と、念(おもい)とが、わたくしを、ゴータマ(ブッダ)の教えから離れさせません。智慧豊かな方(ブッダ)さまにわたくしは傾くのです。」(スッタニパータ) 「…

木魚歳時記 第3027話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンがいった)「バラモンさま。わたくしは怠ることなく、昼夜に、心の眼を以ってかれ(ブッダ)を見ています。かれを礼拝しながら夜を過ごしています。ですから、わたくしはかれ(ブッダ)から離れて住んでいるのではありま…

木魚歳時記 第3026話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンがいった)「即時に実現され、時を要しない法、すなわち煩悩(ぼんのう)なき妄執の消滅を、かれ(ブッダ)は説示されました。かれ(ブッダ)に比すべき人はどこにも存在しません。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好…

木魚歳時記 第3025話

(十六学生の質問の結語)(ビギャンがいった)「(師)バーヴァリさま。わたくしは、知恵豊かなゴータマ(ブッダ)、のもとから、瞬時でも離れて住むことはできません。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(780) 井上菜摘子さん。「菜の花は吃…

木魚歳時記 第3024話

(十六学生の質問の結語)バーヴァリがいった。「かれ(ブッダ)は、即時に実現され、時を要しない法、すなわち煩悩(ぼんのう)なき妄執の消滅をそなたに説示した。かれに比すべき人はどこにも存在しない。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(…

木魚歳時記 第3023話

(十六学生の質問の結語)(バーヴァリがいった)、「ビギャンよ。そなたは、知恵豊かなゴータマ(ブッダ)、叡智ゆたかのゴータマのもとから離れて住むことができるのか?」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(778) 坂田淑子さん。「春愁や聖書…

木魚歳時記 第3022話

(十六学生の質問の結語)ビンギャは(バーヴァリのもとに帰って)いった。「かれ(ブッダ)は即時に効果の見られる、時を要しない法、すなわち煩悩(ぼんのう)なき妄執(もうしゅう)の消滅をわたくしに説示しました。かれに比すべき人はどこにも存在しま…

木魚歳時記 第3021話

(十六学生の質問の結語)ビンギャさんは(バーヴァリのもとに帰って、復命して)いった。「かれ(ブッダ)は独りで煩悩の暗黒を払って坐し、高貴で、光明を放っています。ゴータマ(ブッダ)は叡智ゆたかな人です。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好き…

木魚歳時記 第3020話

(十六学生の質問の結語)ビンギャは(バーヴァリのもとに帰って)いった。「ゴータマ(ブッダ)の教えよりも前に『以前はこうだった』『未来にこうなるであろう』と伝え聞いた教えは、すべて思案の紛糾(ふんきゅう)を増すのみ。」(スッタニパータ) 「ボ…

木魚歳時記 第3019話

(十六学生の質問の結語)ビンギャは(師バーヴァリのもとに帰って)いった。「たとえば鳥が疎(まばら)な林を捨て果実の豊かな林に住みつくように、わたくしもまた見ることの少ない人々を捨て、白鳥のように大海に到着しました。」(スッタニパータ) 「ボ…

木魚歳時記 第3018話

(十六学生の質問の結語)ビンギャは(バーヴァリのもとに帰って)いった。「暗黒を払う目ざめた人(ブッダ)は、一切の迷いの生活を超えた人、汚れのない人、一切の苦しみを捨てた人、かれは真に目ざめた人と呼ばれるにふさわしい。わたしはかれに近侍(き…

木魚歳時記 第3017話

(十六学生の質問の結語)ビンギャは(バーヴァリのもとに帰り)いった。「垢(あか)と迷いを捨て、高邁(こうまい)と隠し立てとを捨て去った(ブッダ)を讃嘆(さんたん)することばを」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(772) 星野 椿さん…

木魚歳時記 第3016話

(十六学生の質問の結語)ビンギャは、バーヴァリ(師)のもとに帰っていった。「(彼岸に至る道)をわたしも読誦(どくじゅ)しましょう。叡智(えいち)ゆたかな人(ブッダ)は、みずから観じたとおりに説かれました。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]…

木魚歳時記 第3015話

(十六学生の質問の結語)「最上の道を修める人は、此岸(しがん)から彼岸におもむくであろう。それは彼岸に至るための道である。それ故に『彼岸に至る道』と名づけられる。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(770) 金子兜太さん。「去勢の猫…

木魚歳時記 第3014話

(十六学生の質問の結語)「一つ一つの質問に対して、目ざめた人(ブッダ)が説かれたように、そのように実践する人は、此岸(しがん)から彼岸(ひがん)におもむくであろう。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(769) 日野草城さん。「けふよ…

木魚歳時記 第3013話

(十六学生の質問の結語)「かれら(十六人の学生)は、太陽の裔(すえ)である目ざめた人(ブッダ)、眼ある者(ブッダ)に満足して、優れた智慧ある人(ブッダ)のもとで清らかな行いを修めた。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(768) 寺井…

木魚歳時記 第3012話

(十六学生の質問の結語)「かれらが質問を発したのに応じて、目ざめた人(ブッダ)はあるがままに解答された。聖者(ブッダ)は、(諸々のバラモンの)質問に対して解答することによって、諸々のバラモン(16名)を満足させた。」(スッタニパータ) 「ボ…

木魚歳時記 第3011話

(十六学生の質問の結語)「これらの人々(16人のバラモン)は行いの完成した仙人である目ざめた人(ブッダ)のもとにやってきて、みごとな質問を発して、最高の人(ブッダ)に近づいた。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(766) 波多野爽波…

木魚歳時記 第3010話

(十六学生の質問の結語)「トーデイヤと、カッパとの両人と、賢者なるジャトゥカンニンと、バドラーゥダと、ウダヤと、ボーサラ・バラモンと、聡明なモーガラジャと、偉大な仙人であるビンギャと・・」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(765) …

木魚歳時記 第3009話

(十六学生の質問の結語)「アジタと、ティッサ・メッテイヤと、ブンナカと、メッタグーと、ドータカと、ウパシーヴァと、ナンダと、またヘーマカと・・」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(764) 波多野爽波さん。「春宵を番台にただ坐りをり」…

木魚歳時記 第3008話

(十六学生の質問の結語)師(ブッダ)は、マガダ国のパーサーナカ霊地で以上のことを説かれた。(長老バーヴァリカの)門弟である十六人のバラモンに問われる毎に解答を述べられた。「これらの質問の意義を知り、理法を知り、理法に従って実践するならば、…