本院は忠実と頼長のとを新院の方人、近衛天皇の呪詛者と見て、今は彼らには一言の相談もなく、かえって彼らの裏をかいて専ら忠通を重んじて諮問した。事実、忠実と頼長とは新院の不満を察してこれの擁立を企て、敵忠通を陥れようとしたので、法皇のお眼は鋭…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。