2019-03-23から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第3740話 

しかし新院では今度こそ是非重仁親王をと、そのためには新院自身再び位に即いてでもという強い態度が見えている。 これには法皇も全く処置なしで再三忠通に詰問していた。法皇はご自身で決定の責任を避けたいのであろう。(佐藤春夫『極楽から来た』)434 春…