(三)泰子の入内によって再び天皇のおん覚えを取りもどした忠実は、この機会に愛する次男頼長の重用を天皇にに請い奉って、憎い長男忠通と対抗させた。頼長は年少ながら天下第一の学者と呼ばれ、兄に劣らぬ利け者である。かくて忠実、頼長のコンビが忠実と…
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