つまり『摩訶止観』は仏弟子たる者の実践すべき日常生活を、一挙手一投足の末まで説いている。そうした仏教の根本たる定(じょう)と慧(え)の刻々あるべき姿を、すなわち生活に直結した仏教をこの書ほど事細かに条理を尽くして論じたものはないと思われた…
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