2018-04-15から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第3398話

(四)観学得業は小矢児の意志がきまり次第、早く山に引き取りたいというが、それに対して母は、「今では、あの子がわたしにとってただひとりの話相手、ただ一つの慰めなのです。それにまだ小さいのです。山の冬はさぞ寒いでしょう。せめてもう一冬だけ、あ…