2018-03-12から1日間の記事一覧

木魚歳時記 第3364話

小矢というのは十二束に足らぬ短い矢で、それをふさわしい小弓で用いたものであるが、武士の勢力を得ようとする時代の好みに合ったので、上下一般の小児に喜びもてあそばれたのは、堀河天皇の皇長子で、おん父の温厚には似ないきかぬ気の宗仁(むねひと)親…