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木魚歳時記

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木魚歳時記 第3014話

(十六学生の質問の結語)「一つ一つの質問に対して、目ざめた人(ブッダ)が説かれたように、そのように実践する人は、此岸(しがん)から彼岸(ひがん)におもむくであろう。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(769) 日野草城さん。「けふよ…

木魚歳時記 第3013話

(十六学生の質問の結語)「かれら(十六人の学生)は、太陽の裔(すえ)である目ざめた人(ブッダ)、眼ある者(ブッダ)に満足して、優れた智慧ある人(ブッダ)のもとで清らかな行いを修めた。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(768) 寺井…

木魚歳時記 第3012話

(十六学生の質問の結語)「かれらが質問を発したのに応じて、目ざめた人(ブッダ)はあるがままに解答された。聖者(ブッダ)は、(諸々のバラモンの)質問に対して解答することによって、諸々のバラモン(16名)を満足させた。」(スッタニパータ) 「ボ…

木魚歳時記 第3011話

(十六学生の質問の結語)「これらの人々(16人のバラモン)は行いの完成した仙人である目ざめた人(ブッダ)のもとにやってきて、みごとな質問を発して、最高の人(ブッダ)に近づいた。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(766) 波多野爽波…

木魚歳時記 第3010話

(十六学生の質問の結語)「トーデイヤと、カッパとの両人と、賢者なるジャトゥカンニンと、バドラーゥダと、ウダヤと、ボーサラ・バラモンと、聡明なモーガラジャと、偉大な仙人であるビンギャと・・」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(765) …

木魚歳時記 第3009話

(十六学生の質問の結語)「アジタと、ティッサ・メッテイヤと、ブンナカと、メッタグーと、ドータカと、ウパシーヴァと、ナンダと、またヘーマカと・・」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(764) 波多野爽波さん。「春宵を番台にただ坐りをり」…

木魚歳時記 第3008話

(十六学生の質問の結語)師(ブッダ)は、マガダ国のパーサーナカ霊地で以上のことを説かれた。(長老バーヴァリカの)門弟である十六人のバラモンに問われる毎に解答を述べられた。「これらの質問の意義を知り、理法を知り、理法に従って実践するならば、…

木魚歳時記 第3007話

(学生ビンギャの質問)師(ブッダ)は答えた「ビンギャよ。ひとびとは妄執(もうしゅう)に陥(おちい)って苦悩を生じ、老いに襲われているのを見ているのだから、それ故に、ビンギャよ、そなたは怠(おこた)ることなくはげみ、妄執を捨てて、再び迷いの…

木魚歳時記 第3006話

(学生ビンギャの質問)ビンギャがたずねた。「四方と四維(しい)と上と下と、これらの十方の世界において、あなたに見られず聞かれず考えられずまた識(し)れない何ものもありません。どうか理法を説いてください。それをわたくしは知りたいのです。この…

木魚歳時記 第3005話

(学生ビンギャの質問)師(ブッダ)は答えた「ビンギャよ。物質的な形態があるが故に、人々が害(そこな)われるのを見る。物質的な形態があるが故に、怠(おこた)る人々は(病などに)悩まされる。ビンギャよそれ故に、そなたは怠ることなく、物質的形態…

木魚歳時記 第3004話

(学生ビンギャの質問)ビンギャさんがたずねた。「わたしは年をとったし、力もなく、容姿も衰えています。眼もはっきりしません。耳もよく聞こえません。わたしが迷ったままで死ぬことのないようにしてください。どうしたらこの世において生と老衰とを捨て…

木魚歳時記 第3003話

(学生モーガラージャの質問)ブッダが答えた「つねによく気をつけ、自我に固執する見解をうち破って、世界を空(くう)なりと観ぜよ。そうすれば、死を乗り超えることができるであろう。このように世界を観ずる人を、(死の王)は見ることがない。」(スッ…

木魚歳時記 第3002話

(学生モーガラージャの質問)モーガラージャがたずねた。「このように絶妙な見者(みて)にお尋ねしようとここに来ました。どのように世間を観察する人を死王は見ることがないのですか?」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(757) 金子兜太さん…

木魚歳時記 第3001話

(学生モーガラージャの質問)モーガラージャがたずねた。「この世の人々も、かの世の人々も、神々と、梵天(ぼんてん)の世界の者も、誉(ほまれ)あるゴータマ(ブッダ)さまの見解を知っていません。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(756…

木魚歳時記 第3000話

(学生モーガラージャの質問)モーガラージャがたずねた。「シャカ族の方(ブッダ)に二度お尋ねしました。しかし、眼(まなこ)ある方(ブッダ)は説明してくださいませんでした。神仙(ブッダ)は、三度目のこの機会ですから、きっと説明してくださるでし…

木魚歳時記 第2999話

(学生ボーサーラの質問)師(ブッダ)は答えた「無所有の成立するもと、すなわち『歓喜は束縛である』ということを知ったそのバラモン(修行者)には、(ありのままに知る)智が存在する。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(754) 岡本 眸さ…

木魚歳時記 第2998話

(学生ボーサーラの質問)師(ブッダ)は答えた「ボーサーラよ。すべての(識別作用のありさま)を知りつくした全き人(ブッダ)は、かれ(修行者)の存在を知っている。すなわち、かれ(修行者)は解脱(げだつ)していて、それをよりどころにしている。」…

木魚歳時記 第2997話

(学生ボーサーラの質問)ボーサーラがたずねた。「物質的なかたちの想いを離れ、身体をすっかり捨て去り、内にも外にも『なにものも存在しない』と観ずる人(修行者)の智を、知りたいのです。シャカ族の方(ブッダ)よ。そのような人(修行者)はさらにど…

木魚歳時記 第2996話

(学生ボーサーラの質問)ボーサーラがたずねた。「過去のことがらを説示し、悩み動揺することなく、疑惑を断ち、一切の事物を究めつくした師(ブッダ)におたずねするためにここにきました。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(751) 関 悦史…

木魚歳時記 第2995話

(学生ウダヤの質問)師(ブッダ)は答えた「内面的にも外面的にも感覚的感受を喜ばない人、このようによく気をつけて行っている人の識別作用は止滅(しめつ)する。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(750) 山口誓子さん。「スケートの紐むす…

木魚歳時記 第2994話

(学生ウダヤの質問)ウダヤがたずねた。「どのようによく気をつけて行っている人の識別作用が、止滅(しめつ)するのですか? それをおたずねするためにわたくしはやってきたのです。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(749) 草間時彦さん。…

木魚歳時記 第2993話

(学生ウダヤの質問)師(ブッダ)は答えた「世人は歓喜に束縛されている。思わくが世人をあれこれ行動させるものである。妄執(もうしゅう)を断ずることによって安らぎが得られる。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(748) 小川軽舟さん。「…

木魚歳時記 第2992話

(学生ウダヤの質問)ウダヤがたずねた。「世人は何によって束縛されているのですか? 世人をあれこれ行動させるものは何ですか? 何を断ずることによって安らぎ(ニルバーナ・涅槃)があると言われるのですか?」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳…

木魚歳時記 第2991話

(学生ウダヤの質問)師(ブッダ)は答えた「平静な心がまえと念(おも)いの清らかさ、それらは真理に関する思案にもとづいて起こるものである。これが無明を破ること、正しい理解による解脱(げだつ)である。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳…

木魚歳時記 第2990話

(学生ウダヤの質問)師(ブッダ)は答えた「ウダヤよ。(解脱を求めるには)愛欲と憂いを捨てること。沈んだ気持ちを取り除くこと。悔恨(かいこん)をやめること。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(745) 河原枇杷実。「後ろより死は覗くら…

木魚歳時記 第2989話

(学生ウダヤの質問)学生ウダヤがたずねた。「瞑想に入って坐し、煩悩の汚れなく、一切の事物の彼岸に達せられた(師)におたずねします。無明(むみょう)を破ること、解脱(げだつ)について説いてください。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳…

木魚歳時記 第2988話

(学生バドラーブダの質問)師(ブッダ)は答えた「修行者は明らかに知って、よく気をつけ、全世界において何ものにも執してはならない。死の領域に愛着を感じている人々を(執着ある人々)であると観(み)て。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳…

木魚歳時記 第2987話

(学生バドラーブダの質問)師(ブッダ)は答えた「バドラーブダよ。上にも下にも、横にでも中間にでも、執著(しゅうじゃく)をすっかり除き去れ。世の中の何者に執著しても、それによって悪魔が人につきまとう。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな…

木魚歳時記 第2986話

(学生バドラーブダの質問)バドラーブダがたずねた「健き人(ブッダ)よ。あなたのおことばを聞こうとして、多勢の人が集まってきました。かれらのために解脱の理法を説明してください。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(741) 井上菜摘子さ…

木魚歳時記 第2985話

(学生バドラーブダの質問)バドラーブダがたずねた「執著(しゅうじゃく)を捨て、妄執(もうしゅう)を断ち、すでに解脱(げだつ)した賢明なあなた(ブッダ)にお願いします。解脱の理法について説いてください。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好き…

木魚歳時記 第2984話

(学生ジャトゥカンニンの質問)師(ブッダ)は答えた「バラモンよ。名称と形態とに対する貪(むさぼ)りを全く離れた人には、諸々の煩悩は存在しない。だから、かれは死に支配されるおそれがない。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(739) 井…

木魚歳時記 第2983話

(学生ジャトゥカンニンの質問)師(ブッダ)は答えた「過去にあったもの(煩悩)を涸渇(こかつ)せしめよ。未来にはそなたに何ものもないようにせよ。中間においても、そなたが何ものにも執著(しゅうじゃく)しないならば、そなたは安らかにふるまう人に…

木魚歳時記 第2982話

(学生ジャトゥカンニンの質問)師(ブッダ)は答えた「ジャトゥカンニンよ、諸々の欲望に対する貪(むさぼ)りを制せよ。出離(しゅっり)を安穏(あんのん)であると見て。取り上げるべきものも、捨て去るべきものも、なにものも、そなたにとって存在して…

木魚歳時記 第2981話

(学生ジャトゥカンニンの質問)ジャトゥカンニンがたずねた「師(ブッダ)は諸々の欲望を制してふるまわれます。例えば、光輝ある太陽が光輝によって大地に打ち克ったように。智慧ある方(ブッダ)よ、智慧の少ないわたくしに、この世において生と老衰とを…

木魚歳時記 第2980話

(学生ジャトゥカンニンの質問)ジャトゥカンニンがたずねた「わたくしは、欲望を求めないで、激流を乗り超えた人(ブッダ)におたずねしようと、ここに来ました。安らぎの境地を説いてください。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(735) 山口…

木魚歳時記 第2979話

(学生カッパの質問)師ブッダは答えた「カッパよ、このことをよく知って、よく気をつけ、現世において全く煩(わずら)いを離れた人々は、悪魔に伏せられない。かれらは悪魔の従者とはならない。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(734) 鳴戸…

木魚歳時記 第2978話

(学生カッパの質問)師ブッダは答えた「カッパよ、いかなる所有もなく、執著(しゅうじゃく)することがないこと、これが洲(避難所)に他ならない。それをニルヴァーナ(涅槃・ねはん)と呼ぶ。それは老衰と死との消滅である。」(スッタニパータ) 「ボク…

木魚歳時記 第2977話

(学生カッパの質問)師ブッダは答えた「カッパよ、極めて恐ろしい激流が到来したとき水の中にある人々(老衰と死とに圧倒されている人々)のために、洲(す)(避難所)を、そなたに説くであろう。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(732) 山…

木魚歳時記 第2976話

(学生カッパの質問)カッパがたずねた「極めて恐ろしい激流が到来したときに一面の水のうちにあるある人々、老衰と死とに圧倒されている人々の避難する洲(す)、依り処について説いてください。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(731) 中村…

木魚歳時記 第2975話

(学生トーデイヤの質問)ブッダが答えた「トーデイヤよ。かれ(ブッダ)はなにものをも希望していない。かれ(ブッダ)は智慧のある人であるが、しかし智慧を得ようとする人ではない。トーデイヤよ。聖者はこのような人であると知れ。」(スッタニパータ) …

木魚歳時記 第2974話

(学生トーデイヤの質問)トーデイヤがたずねた。「かれ(ブッダ)は智慧があるのでしょうか? シャカ族の方(ブッダ)よ。かれ(ブッダ)が智者であることをわたくしに説明してください。あまねく見る方(ブッダ)よ。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]…

木魚歳時記 第2973話

(学生トーデイヤの質問)ブッダが答えた「トーデイヤよ。諸々の欲望のとどまることなく、もはや妄執(もうしゅう)が存在せず、諸々の疑惑を超えた人、かれには別に解脱(げだつ)は存在しない。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(729) 鳥居…

木魚歳時記 第2972話

(学生トーデイヤの質問)学生トーデイヤさんがたずねた。「諸々の欲望のとどまることなく、もはや妄執(もうしゅう)が存在せず、諸々の疑惑を超えた人、かれはどのような解脱(げだつ)を求めたらいいのですか?」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな…

木魚歳時記 第2971話

(学生ヘーマカの質問)ブッダが答えた「ヘーマカよ。このことをよく知って、よく気をつけよ。現世において全く煩(わずら)いを離れた人々は、常に安らぎに帰している。世間の執著(しゅうじゃく)を乗り超えているからである。」(スッタニパータ) 「ボク…

木魚歳時記 第2970話

(学生ヘーマカの質問)ブッダが答えた「ヘーマカよ。この世において見たり聞いたり考えたり識別した快美な事物に対する欲望や貪(むさぼ)りを除き去ることが、不滅のニルバーナ(涅槃)の境地である。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(726…

木魚歳時記 第2969話

(学生ヘーマカの質問)ヘーマカがたずねた「聖者(ブッダ)さま。妄執(もうしゅう)を滅ぼしつくす法をわたくしにお説きください。それを知って、よく気をつけて行い、世間の執著(しゅうじゃく)を乗り超えたいのです。」(スッタニパータ) 「ボクの細道…

木魚歳時記 第2968話

(学生ヘーマカの質問)ヘーマカがたずねた「かつてゴータマ(ブッダ)の教えよりも以前に昔の人々が『以前にはこうだった』『未来にはこうなるだろう』といってわたしに説き明かしたことは、それはすべて思案の紛糾(ふんきゅう)を増すのみでした。」(ス…

木魚歳時記 第2967話

(学生ナンダの質問)ナンダさんがいった「偉大なる仙人(ブッダ)のことばを聞いて、わたくし(ナンダ)は感激します。ゴータマ・ブッダさま、再生の要素のない境地がみごとに説き明かされました。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(723) 鍵…

木魚歳時記 第2966話

(学生ナンダの質問)ブッダは答えた「ナンダよ。わたしは妄執(もうしゅう)をよく究め明かして、心に汚れのない人々、かれらを『煩悩(ぼんのう)の激流を乗り超えた人々である』と説く。」(スッタニパータ) 「ボクの細道]好きな俳句(722) 桂 信子さ…

木魚歳時記 第2965話

(学生ナンダの質問)ナンダさんがいった「およそこれらの(道の人)バラモンたちは、見解によって、また伝承の学問によっても、清浄になれるといいます。戒律や誓を守ることによっても清浄になれるといいます。(そのほか)種々のしかたで清浄になれるとも…