放逸(ほういつ)に耽(ふけ)るな。愛欲と歓楽に親しむな。おこたることなく思念をこらす者は、大いなる楽しみを得る。(ダンマパダ)
「ボクの細道]好きな俳句(819) 正木ゆう子さん。「たらちねのははそはのはは母は羽羽」(句集『羽羽』) 第5句集『羽羽』は、平成21年(作者58歳)から平成27年(64歳)までの300句が収められています。作者は「あとがき」の中に『羽羽』について、母の音を重ねただけで深い意味はない。単純に大きな翼という意味に使うのが最も相応しい。そうした意味のことを記しておられます。さらに、この句集の「あとがき」を書き終えたころ熊本地震があった(作者は熊本県在住)と記されていました。
「今日のことば」
苦しいことが多いのは
自分に甘えがあるからだ
(石川 洋)
古知谷にミイラ仏とや山滴る